返済方式とは

元利均等返済と元金均等返済とは?

住宅ローンでよく使われる「元利均等返済」と「元金均等返済」の2つの方法について、それらの特徴を説明します。

 

  • 元利均等返済とは
  • 毎月お支払いいただく返済額が一定となる返済方法です。

  • 元金均等返済とは
  • 毎月お支払いいただく返済額のうち、元金の額が一定となる返済方法です。

項目名1

メリット

デメリット

元利均等返済

返済額(元金+利息)が一定のため、返済計画が立てやすくなります。
元金均等返済に比べて、返済開始当初の返済額を少なくすることができます。

同じ返済期間の場合、元金均等返済よりも総返済額が多くなります。
借入金残高の減り方が遅くなります。

元金均等返済

返済額(元金+利息)は返済が進むにつれ少なくなっていきます。
元利均等返済に比べて、元金の減少が早いため、同じ返済期間の場合、元利均等返済よりも総返済額は少なくなります。

返済開始当初の返済額が最も高いため、当初の返済負担が重く、借入時に必要な収入も高くなります。

リボルビング方式

カードローンで一般的なのは月々一定額返済のリボルビング方式。借入額に関わらず、月々一定の金額(最低返済金額、ミニマムペイメント)以上を返済する方式のことです。

 

リボルビング返済のメリット

リボルビング方式では、追加で借入をしても毎月の返済額が増えることなく一定なのが特徴です。

 

リボルビング返済のデメリット

毎月の返済が少ないので、利息部分が多く元金がなかなか減らないため、返済期間が長くなり返済総額も多くなります。
人によっては、借金の返済が一定なので借金が増えている感覚が麻痺し、どんどんお金を借りて利息ばかり払うことになる人もいます。

 

リボルビング払いの問題点(ウィキペディア)

  • 借入額が増えても毎月の返済額が変わらないため、借金をしているという意識が薄れる。結果、知らず知らずのうちに借入を増やしてしまいがちになる。
  • 借入額が増えると返済期間が長くなり、利息の負担が激増する。
  • 返済総額が分かりにくく、利息の多さが実感できなくなる。

などがあげられる。
実際、返済額に対して借入額が多くなると、利息ばかり払い続けて元本がほとんど減らないという状況に陥る。消費者金融で多重債務に陥るのは大半がこのケースである。

 

リボルビング払いの種類

定額方式

元利定額リボルビング方式

毎月、あらかじめ指定した一定額を支払い、その中から利息を差し引いた金額を元金返済に充てる方式。
支払額は毎月一定だが一定額の中に利息の支払いが含まれているため、元金が指定した額ずつ返済されるわけではない。

元金定額リボルビング方式

毎月、あらかじめ指定した一定額に加えて利息を支払う方式。
指定した一定額はすべて元金の返済に充てられ、それとは別に金利を支払うのが特徴。このため同額に設定した場合、元利定額リボルビング方式と比較して早期に返済が終了する。

 

定率方式

元利定率リボルビング方式

毎月、〆日における借入残高を確定し、借入残高に利息を加えた額に対して指定した割合(定率)で返済する方式。

元金定率リボルビング方式

毎月、〆日における借入残高を確定し、借入残高に対して指定した割合(定率)で返済する方式で借入残高に定率を乗じた返済額に加えて利息を支払う方式。
定率方式は借入残高に対して常に100%未満の返済を行うため、本方式のみでは理論上返済が終了しない。このため、完全に清算するためには明示的に一括返済を行うなどの手続きが必要である。

 

残高スライド方式

毎月、〆日における借入残高を確定し借入残高に応じて段階的に返済定額(ミニマムペイメント)または定率を変更する方式(スライド制)の総称。残高スライド方式は大別して残高スライド定額方式と残高スライド定率方式に分かれ、それぞれが更に元利均等方式および元金均等方式に分類される。

残高スライド定額方式

残高スライド方式のうち、借入残高に応じて段階的に返済定額を変更する方式。定額リボルビング方式にスライド制を導入したもの。

残高スライド元利定額リボルビング方式

残高スライド定額方式のうち、定額部分から利息を差し引いた金額を元金返済に充てる方式。元利定額リボルビング方式にスライド制を導入したもの。

残高スライド元金定額リボルビング方式

残高スライド定額方式のうち、定額部分に利息を加えて支払う方式。元金定額リボルビング方式にスライド制を導入したもの。

残高スライド定率方式

残高スライド方式のうち、借入残高に応じて段階的に返済定率を変更する方式。定率リボルビング方式にスライド制を導入したもの。

残高スライド元利定率リボルビング方式

残高スライド定率方式のうち、借入残高に利息を加えた額に定率を乗じた額から利息を差し引いた金額を元金返済に充てる方式。元利定率リボルビング方式にスライド制を導入したもの。

残高スライド元金定率リボルビング方式

残高スライド定率方式のうち、借入残高に定率を乗じた額に利息を加えて支払う方式。元金定率リボルビング方式にスライド制を導入したもの。

 

各方式の問題点

定額払いの場合、負債の大小に関わらず返済額が一定(元利定額払いの場合は利息分の変動あり)であるため負債残高が高額になるとなかなか元金が減らず、返済が終了しないという問題があります。
定率方式の場合、前述のように負債残額が小額になっても少ない残額に対する一定割合しか返済できないため元金が減るにつれて返済額が減少し、なかなか返済が終了しません。

カードローン各会社の返済方式

大手のカードローン会社の返済方式を一覧表にしました。
金利が同じでも返済方式の違いにより返済総額が変わる可能性があります。
各カードローン会社の返済シミュレーションを活用して、実際の返済総額を確認することが必要です。

カードローン会社 返済方式
プロミス 残高スライド元利定額返済方式
アコム 定率リボルビング方式
新生銀行レイク

残高スライドリボルビング方式
元利定額リボルビング方式

アイフル 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
オリックス銀行カードローン 残高スライドリボルビング方式
モビット 借入後残高スライド元利定額返済方式